海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

クロニクル、この夏の

「よく我慢してくれてるなって思う」
「適当に扱ってるつもりは全くないけどさ」
「言ってくれればいいのに」




夏から秋。
季節の変わり目のこと。


最近は溢れそうなくらいとても幸せで。
そのことを記事にまとめ上げるのも追い付かないくらい、とても幸せで。



あの夏にひとつ、まだ書いていなかったこと。


溢れる幸せをなにひとつとりこぼしたくないけど。
このことも、風化させちゃいけない。


たくさん悲しんだし、出来ればもう思い出したくないけど。



夏、隔絶されてしまう期間。
それと。
彼のおうちの事情。


重なって、私はとてもひしゃげていた。


悲しさを起爆させるチカラもない。
きっかけや言いがかりのような糸口も、
3回目になるともう、
おおよそ使い古されて、使い物にならない。



いつまで夏が続くんだろう


二度と終わらない夏のような幻


なんとなくもう


逢えないような気がしてた



『海』と付き合い始めてから、
とにかくお洋服を買うのが楽しくなった。
見てもらいたい、これ着てデートしたいって、
考えながらのショッピングは幸せで。


今年の秋シーズン突入に向けて買った服は。
(彼に見せられないかも知れないけど)
って心のどこかで思いながら、選んだなあ。


何がどう、ここまで追い詰めさせたのか、
わからないけど。
思い付く限りのきっかけや言いがかりのせいに出来ない。


夏が終わらない理由がわからない。
どうしていいかわからないまま。


じりじり。
錆び付いた歯車みたいにぎこちなくとも確実に、
進んでいることを実感出来た頃。



私、一平ちゃんのチャレンジ精神が好きなんです(笑)
マジか!!?
みたいな、フレーバー出すよね(笑)


げー!!って思いながら、
見掛けるたび、
『海』に食べてみてようってつついてた。


今年の秋にも変なの出てて。


(わー!!)って思いながら、
なんとなく懐かしんだ。
今までだったらこんなのあったよって報告してたなって。
(もうそんなやりとりしないんだ)って。
思った。
その日。
まさしくその日に。
『海』から写メ。
その、一平ちゃんの変な味のやつ。


やだなあもう


泣きながら思った。
同じ気持ちだって。


一平ちゃんで泣く女(笑)
明星もさそがしビックリするだろう(笑)



このあたりからゆるゆるストッパーが外れて。
気持ち溶けてきて。


踏み込んだり、様子見したり、だったけど。
少しづつ少しづつ、ほぐれてきていた。


少しづつ少しづつ、
本音と弱音をぶつける。


その頃に。


「よく我慢してくれてるなって思う」


『海』に言われた。



実は正直、今でもどういう意味でこれを言ったのかわからない。
そのあとに続けたやりとり。
私の言葉に帰って来たのが、冒頭の言葉。



(続く)