実践
先日のシミュレートを実行に移す。
私がLINEや別のツールにアクセスした形跡がないと、私が “寝た” と判断してるだろう時間に来た彼からのLINEに、朝になって「ごめんね」と返した。
2度目の『ごめんね』はまだ不自然ではなく。
出勤中かな・・・くらいの時間に、また彼からのLINEが届く。
本当にもうなんの疑問もなさそうでいつも通り過ぎて。
これも彼の良さなのかも。
私もこのまま日常に戻っちゃおうかなあって思いそうになる。
辛かった気持ち、なかったことにしちゃう?
でも辛い気持ち言うのは我慢出来たとしても、だからといってすぐ何事もなかったように話すことも辛すぎる。
シミュレート。
決行する。
ごめんなさい。
「ごめんなさい」
3度目の『ごめんなさい』は流石に不自然。絶対何かに気付くはず。
ごめんなさい。
返って来た言葉は。
「しばらく連絡しない方がいいのかな」
自分で言い出しておきながらぼろぼろ泣いてしまった。
もしも『海』がそれを望んでいたらどうしよう。
一瞬逃げだしたくなっちゃったけど。
でもきちんと聞きたい事聞かなきゃ。
彼の状況は想定できる返す言葉も想定できる。
聞きたいのはその言葉じゃない。
その言葉を答えにさせないように質問を慎重に選んで。
彼がどういう風に考えていたのか聞いた。
そして私がどう思っていたか話した。
1回だけ、バタバタしててって言わせちゃったけど、それ以外は彼の考え方が聞けた。
ていうか思った。
これ、もっと早く聞いておくべきだったな。
私はダイジな話のことになるとたくさん話してしまう。
不安定になりがちな文字のやり取りを警戒して。
そして投げかけた波紋を予測するように、彼の反応を予想する。
予想した先で待っているのに。
反して彼は。
ダイジなときに伝えるのは要点だけ。
余計なことは言わない。
だからそこで終わる。
私は予想した波紋が起きないことに、混乱する。
短い言葉に、それだけ?って思い詰める。
そしてすれ違っていってたんだなあ。今までずっと。
そりゃあすれ違うわ。とっても納得した。
彼のこのこと知れて、良かった。
そして今更思う。
彼のこと知った上で、今までのやり取り見返してみたかったな。
このこと知ったあとなら違う反応が出来たこともあったんじゃないのかなあ。
LINEの移行、失敗しなければなあ。。。