海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

その頃

その頃のこと。


その頃。


あの頃。




相変わらず、早起きの日々が続いている私。
少しは慣れて。
うっかりアラームセットし忘れたとしても、その頃には目が覚めれるくらいに身体が馴染んで来ていた。


少し出来てきた余裕。



以前毎晩のようにしてたチャットが、忘れられなくて。
少し必死だったかもしれない。
最大限無茶した。


いつもより少しでも、夜更かし出来る夜ならば
無茶をした。
無駄な無茶。


無駄、なんて言っちゃいけないかもしれない。
私が勝手に、待ってた、彼を。


ぎりぎりまで待って、意味もなく待って、
眠る。


こんなことならとっとと寝てしまえば良かったな、なんて思いながら。
皮肉なことに。
諦めて寝てしまうときに限って、彼からLINEあったりするの。


いつ諦めたなら良かったの?



そんなすれ違いを繰り返した。
その頃。



すれ違ってるからLINEが減るのかな。
LINEが減るからすれ違っちゃうのかな。


私からはマメに、
余裕のある夜を伝えていた。
30分でも多く夜更かし出来るなら。
話したい。
話したかったから。


でも彼は至ってノーリアクション。
無反応。


今までみたいに、関われないのは、私のせい。
知ってて、だからせいいっぱい、
頑張ったんだけど。


それに応えてくれようとはしてくれないみたい。



例えば事情があるとか、
そう出来ない言い訳でも、
状況がわかるなら判断材料になるのに、
それすらない。


突き放されるように、思った。


拗ねたし。
怒ったし。


それでも無反応。



逢いたい、
って言ったりもしたんだよ。


じゃあランチ行く?
行く!


それきりだった。
その日、いわゆる “ランチタイム” も佳境の頃、


やっぱり無理だったごめん


だって。



壁と話してるみたいだった。
独り芝居。
独り言。


もう、無理だなって、思った。
こんな辛いの、やだもん。
こんな辛さに耐える意味、わからなかった。



だから閉じた。
そっと閉じた。
気持ち。


これ以上傷付かないように。
自衛のために。


コーティングした。


私、出来ること全部やったもん。


話したいとか逢いたいとか。
頑張った。



(つづきます)