海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

何気ないいちにち

前記事のあんな不思議を生み出したのは、
こんな何気ない普通のランチデート。







以前はしょっちゅうしてた、
深夜のチャット。
この日、久しぶりに出来た。
ゆっくり話せた。
珍しく。
そんな流れでランチのお伺い。
深夜2時に突然決まったデート。


寝る直前まで、彼とおしゃべり。
10時間前後に、また逢えるなんて♪


しかも週に2回も逢えるのも久しぶり。


スパイ映画のヒロインの心得も密かに忍ばせる。
忘れてない。


でも嬉しくて。
お天気がいいのも嬉しい。
ぽかぽかの陽気。
空も青い。


彼からLINE。
「少し遅れる」
はーいって返事して。


しばらく後。


彼から謎のLINE。
私宛にしては、謎の。
誤字やジョークを考慮しても、
私宛だとしたら、かなりのクイズ。
明らかに間違い、でもない。
でも違うかな。


たぶん。
誤爆。


心の中のシャーロックホームズに聞くまでもなく、
きっと、
誰と間違えたのか推察できる。


もー


でも


「〇〇の〇〇〇」だけの、
要件だけのそっけないメールで、
良かった。
単語だけで、本当に良かった。


もしもそれ以外の言葉が付いてきてたら、
まるで会話みたいだったら・・・


それ目にしちゃったらって考えただけで、泣きそう。。。


それに、私へ遅れるとLINEするよりももし、
この誤爆が先に来てたら・・・
絶対心中穏やかでいられなかった、はず。


だから、気にしない。



だけど呼び起こされたホームズは、推理を止められず。
単語が示すものを探ってる。
私宛てではなさそうとはいえ、何を示すか想像出来ないの。
逆に、すぐ何のことかわかれば、
あー誤爆ね~と判断付くだろうけど。


謎の単語。
気になるのは未解明だから?
それとも、気になるのは、彼の動向・・・?


考えたってわからないんだから。
わかったって、意味ないんだし。


でも。
その人と。
単語だけ、とかそっけないやり取りするんだなあ、
なんて思いながら、
彼にLINE。


「ん~??」って


すぐ、
「ミスw」返事来た。


誤爆の件には触れないことに決めた。
どうあがいても建設的じゃない。
でも、少し、恨みがましく、
スルーしてやるなんて思ってたのに、
すぐ、
「今から向かう」って。


私にもほぼ単語だけだなあって気付く( ̄▽ ̄)
やめやめ。



切り替えて、彼を待つ。


ここからはごくごく普通のランチタイム。



私が量を食べられないこと、だいぶ申し訳ないと思っているのだけれど。
お店にも『海』にも食材にも。
なるべくなるべく残さずに済むようなメニューを選ぶこと心がけてるけど。
なのに私、メニューを読み間違えて、
出てきてしまったボリューム的にワイルドなお料理に、
ほんとに「ぎゃー💦」って声が出て(笑)
2人して笑って。


そんなあっという間のランチタイム。


会話の最中に、実はホームズが再登場したのは内緒。
ホームズ、彼の話に、反応した。
このことか!って思った。
彼に答え合わせなんかしてないけど、
たぶん、そう。
間違いないと思う。


こっそりスッキリ解明した本日の謎。



駅へ向かう道。
器用に人の目を盗みながら、キスをして。


別れ際。
絶対離れなくてはならない、別れ際。
深夜2時に突然決まったデート。
簡単に逢えたせい、にしたくなる、
簡単に離れたくない。
全速力で葛藤したこと、
気付かれないように、
「またね!」で別れた。


このとき・・・切なかった。
1人電車に揺られて。
寂しさをお供に。


そうやって帰って来たと思ったんだけど。



気付いたときには、不思議な現象。
昨日の記事の通りの。


『海』が傍にいるみたい。
抱き締められているみたい。
頬に感じる熱。



この日のデートを詳細に振り返って、
けして何もなかったわけではないけれども、
とはいえ、どれも決定打に欠ける・・・


つけ加えて言うなら、
この日一番、嬉しかったことが、起こったのはこのあと。



その日の夜。
この夜にも、思いがけずラリーが続く。
この頃の私たち、こんなに密に繋がれることは難しかった。
ラリーからチャットへ。
2日連続なんて、なんて希少な。


彼が言った。
帰るとき私がすごい寂しそうだったって。


気付いてた。
気付かれてた。


だからね、って。
寂しくなったらいつでも来ていいよって。
※ランチタイムに限る


条件付きだけど。
ランチタイムに限る、とは言ってても。
彼もその時間に無条件にいつでも大丈夫な訳じゃないの知ってる。
私も、だけど。
でも。


条件付きのパスポート。


いつもいつでも、逢えると思ってない。


でも。


でも。


私だけの限定パスポート。
逢えるときいつでも逢いに行っていいんだって。


嬉しくないわけがなく。


嬉しかった、
嬉しかった。