海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

私の残り

手に付いた魚の匂いがなかなか取れないという『海』に、
お酢で洗うといいよ~なんて、
話の流れから続いた会話。



u「凪とデートしたあともずっと香り残ってるよ」
n「え!?どんな・・・?💦」
 (酒臭いとかだったらどうしようと焦るひと)
u「多分、シャンプーとかの髪の匂い」
u「ずっとぎゅーしてるからさ~」



私の香り。
私の残り。


私の知らないうちに『海』に付いて行ってた。


私から切り離された粒子。
子分みたいな。
手下みたいな。
私の想い、みたい。
私の代わりに付いていっちゃったんだなあ(笑)


最近は。


別れ際を極力短く切り上げてる。
なるべく早く離れなければと、
危機管理的警戒の上。
本当はすごく切ない。


かといって、
いつまでも名残惜しく離れ難くいることや、
いつまでも見えなくなるまで見送ることが、
出来たとしたって寂しいことに変わりないのだけど。


香りだけ彼に付いていってた。
私の残りの気持ち。



最初の頃は私、逢うとき香水をつけてた。
痕跡を残したい、とかじゃなくって、
香りの中に私の印象を残したくって。


でも、バレてからはやめていた。
だけど。
それでも移り香があるのらしい。


n「それ困るよね???」
u「大丈夫。帰る前に消すから」


わああああ(笑)
私が行けない代わりに付いて行った私の残りも、
ちゃんと消されてた!!


そうですよね~
そうですけど。


ちょっとだけ嬉しく思えたんだよ~
私がいなくても、『私』が彼にまとわりついてる。


そして消される、
私の分身のようだった、香り、
それもシュールで可愛い、かな~(笑)くすん。



n「気を付けてたんだけど・・・ごめんね」
u「あんだけ触ってたら普通付くって」



触られ過ぎて、付いちゃうのも、嬉しいかなあ。。。
離れたくない想いみたいで、嬉しくはあった。