いつぐらいの話だったかな。
あれこれぐにゃぐにゃしすぎて混乱気味、我ながらうんざりだけど。
いつだったかに、
LINEのラリーが続いたときに、
イキオイ流れで、
明日ランチくる?って聞かれて、
凍りそうになった。
そう、確か、
ランチをドタキャンされてから、少し経ったあとだと思う。
とっさに、明日は午前授業なのごめん、なんて
嘘をついてしまった。
心の準備が出来てなくて。
嘘ついてしまった。
そのあとに、少し、気持ちにゆとりの出来た頃に、
お誘い、ランチの。
a日かb日か、ランチいかない?って。
即座に反応出来ない。
嬉々として反応も出来ていない。
でも。
このままじゃ不自然だろうって思ったし。
b日ならって答えた。
その後、
b日とc日だったらどっちが平気?って聞かれて。
どれだけ心細く思ったか。
どっちも平気、って答えたけど。
もう。
むざむざ誘ってくれなくていいのにって思った。
先延ばしの方がいいならそうしていいの。
でも。
結局b日に、待ち合わせた。
彼の仕事上、
時間通りに来られないことがあるのも、
突然のキャンセルがあることも、
ちゃんと理解している。
アタマではわかっている。
わかっているのに。
不安でたまらない。
怖くて仕方ない。
本当に彼は来るのだろうか。
*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。
夫が何気なく、話した。
「〇〇でランチしたんだけどさ」
とあるジャンルで食べログ上位のお店だったから行ったのに、微妙だった、って話だったのだけれども。
〇〇は、彼とよくランチする場所。
私は夫があちこちに出現する可能性を知ってはいたのだけれども。
なんとなく、
甘く甘い、希望的観測で、
限りなく低い可能性に、甘えてしまっていた。
だってこの時間この場所に何人いると思ってるの?
限りなく低い低い確率。
否。
ゼロじゃない確率。
可能性はゼロじゃないのに、
ほぼゼロに近いからって、甘んじていた。
遭遇してたり、目撃されてたり、
可能性は全然ゼロではなかったのに。
いまさら胸を撫で下ろしたりして。
運命の神様がいるなら
その加護にとても感謝してもしきれない
護ってくれてありがとうございます