海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

ジェラシーゲーム

「ただいま~」って彼からLINE。


この日は確か、そんなに遅くならないよ~って聞いていて。
そう言った割には遅い帰りだったなって思ったけど。


「おかえり~」って私。
遅かったね、って思ったけど、いろいろあるだろうし。
だから私、何も言ってないのに、


「帰り際に会社のお姉ちゃんに急ぎの仕事頼まれちゃってさ~」
「帰してもらえなかった~w」
だ~~~~~~~って。


なんだ。
どうした。


明らかに、いつもの『海』と違う。
なにこの、デレデレしたLINE。


『海』は私のことが好きなくせに。
だからそういうこと言わない。
なのに言うのは、『あえて』『わざと』。
何考えてるの?


それか。
そんなこと見境なくなってしまうくらい、『嬉しかった?』


とにかく!!
いらいら。


普段、嫉妬とかやきもちとか、正々堂々と出来ないじゃない?
だから理由はどうだったしても、正々堂々、ジェラシー伝えるチャンスだとも思った。
これは私にもやきもちの権利ある。


だからもう!


ちょこっとだけね。
やきもち。


やっぱり。


「冗談だよ」って
そして
「拗ねさせたかった」って。


まあ、ときどき『海』はSだから。。。


あのね?
全力で拗ねていいならどれだけ拗ねられると思っていますか?
嫉妬ややきもち、どれだけ、抱えてるか知らないでしょ。


なんでか急に私のこといじりたくなっちゃったとか心境は知らないけどさ。
やきもち妬かせて、どうしたかったの、とか。


振り回されちゃったなあって思った。
私はやっぱり、彼次第だと。。。
スマホを握りしめてスマホを見詰めて。
囚われている。


チャットに替えようかって。
〇分待っててって。
うん、って答えて。


待ってって言われた〇分をとっく過ぎてだいぶ待っていた頃。



「ごめん、起きてきちゃったからまだ出来ない」



嫉妬ややきもちを正々堂々と出来ない理由のひとつ。
局面を直視できない。


その場に私を居合わせないで。





ゲームみたいにやきもちなんてやかせたりするから、いけないんだよ。
とんだとばっちり。



LINEの画面、開いたまま、固まっていた。
彼からはいくつか言葉が届く。
即既読、つくの、見えてたよね?


ゲームはリハーサル?
いきなり、本番?


私からは無言のプレゼント。


なんて、そこまで子供じゃないからちゃんと
「今日はもう寝ます」、伝えられたよ?
でもそれだけ、の意図をプレゼント。


こんなゲームを仕掛けた意味を少し後悔すればいい。