編曲家の策略
私にまつわる私の周りの私の総て。
起こることはしかたない。
いやなこと。
耳を塞いでも、聴こえる。
それでも私に出来ること。
“気にしない”
出来る限り気にしないように。
結局は私が、感じること。
追随して思う。
考える。
考え過ぎ、は
私の得意技。
こんなにこんなにいやなこと、
こんなに考える必要ないんじゃないかって、
思った。
鈍くなる。
鈍感になれ。
全然気にしない、ふふふ~ん。
て。
聴こえる音をアレンジメント。
嫌いな音はピアニッシモ。
取り合わない。
気にしない。
だから、なに?
私の都合で強弱を。
なんなら楽譜にマイクロサイズで音符書くとか。
肉眼で見えないくらい。
レモン果汁で書いてもいい。
そのぐらい。
そんなくらいの扱い。
してやる。
だって私には、
たくさんたくさん嬉しいこと幸せなことがある。
降るみたいに。
出来る限り幸せになるんだって、決めたの。
だから、どうでもいいことに、
これ以上心痛めないように、しようと思った。
そんなの簡単、って思った。
ふふふーん。
でも、
なんでもなかったんですって、
簡単に言えるほどは苦しくないわけじゃなかったのが悔しくて。
なんでもないわけではなかった、悔しいけど。
でももう出来る限り気にしないようにする。
そういう編曲。
嬉しいこと幸せなことだけ、強く高らかに響くように。
頑張る。
それでもときどき弱音吐いちゃうかも知れなくて、
そのときはごめんなさい。