海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

拾い物

出産を機に仕事辞めた専業の友人が、旦那に「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ!」と言われて「私や!私は仕事も家事育児もできるけど、あんたが仕事しかできんから私は退職したんや!」って言い返して、旦那泣かせてたことあったな。正論とは何よりも強い武器なり(笑)


Twitterで拾った、ツイート。


清々しいくらい気持ちいいって思った~!!
ド正論。



・・・なんて気持ちを出産当時の私は持てなくて・・・




当時、世間から切り離されて、
『育児しか出来ない』自分を、
自分でかなり卑下した。
加えて夫もこういうこと言うタイプ。


夜泣きにあやしきれずにいたのを、怒鳴られたり、、、
して。


て。


もっと自分のしてることがどれだけ偉大か、
堂々と生きて、みたかったなー、って、
今なら思う。




仮に夫がこのツイート見たとして。


いいとこ、「女の方が偉いって言えばいいの?」
とかそのレベル止まりだろうなあって、思う。




違う、ってすごいのに。
違うのに、わかりあえるのって素敵なのに。



雨の色はうつりにけりな

少し時を戻して、先週の話。


ランチデートをしてきました。


私と『海』がよくランチをする街に、
夫も訪れることがあると発覚してから、
初めてのランチ。



このランチのお誘いも突然だった。
数日前に、突然。
「〇日ならランチ行けそう」ってLINE。
言われて、予定を確認する。
その分少しだけ、返事に間が空いた。
その隙に先に『海』から、
「唐突だった、ごめん」
「ううん、平気だったよ」と返したけど、
『海』に気付かれちゃったかと思った。
少しだけ、少しだけ、躊躇したこと。
ぎくんって思った。
どきんってした。


夜のデート。
ランチデート。
昼のお部屋デート。
私たちが出来る、3つのデート。


夜にデートすることを控えてる今、
ランチデートまで躊躇してしまったら、
とてつもなく逢えなくなってしまう。
LINEやチャットのチャンスも随分減ってもいるし。


大丈夫



その日の天気は雨の予報。
雨は嬉しい。
傘で死角を作れるから。
私の味方。


ところが。
当日。
予報と裏腹に、晴れ。
洗濯物は干せるけど・・・


私の味方の出番はない。


傘の形状から連想させる武器。
武器を持つ必要がないから、まるで丸腰みたい。


大丈夫


私の護衛は傘だけじゃない。
他にも少し、下準備。
気弱な知能犯の、ささやかな。


大丈夫



ところが、待ち合わせの駅に着いたら、雨。
大粒の。


駅から出来る限り離れるつもりでいたのに。


好機のはずの雨。
味方のはずの傘。
裏切りの太陽に。


足早に濡れて歩く。


こんなはずじゃなかったのに。
しかも寒い。
濡れて冷えて。


適度に見切りをつけた、コーヒーショップに逃げ込む。
温かいコーヒーと、安息の地みたいな、安堵。


スパイ映画じゃないんだけど、
心境はそれにだいぶ近い(笑)
自分で笑ってあげないとやりきれない(笑)
ヒロインごっこ。


最悪の結末は嫌。


自分を究極に追い詰める。
ぬかりなく。
必要な危機感。


その場にいる全員が見知らぬ人の安全な空間。
人の動きがあるたびに、都度確認して安心して。


私がしていることは、そういうこと。


ならば、そのシチュエーションを楽しんでしまえ。
スパイ映画のヒロインなんて、普通体験出来ないよ。


って思ってたはずだったのに。


自家中毒みたいに苦しくなる。


怖い怖い怖い怖い。
ヒロインごっこは嘘だけど、危機感は本物。
怖い。


『海』を待っている間に、読んでいた本も悪かった。
サスペンス色濃いミステリー。
人が負の感情に陥る経緯が気持ち悪いほど生々しい。


救いみたいに届く『海』からLINE。


「おまたせ、今から出るよ」


「雨降ってるよ~」って伝えた私に、
傘を持ってきてくれた。


ランチした場所はとってもデートにそぐわないとこ。
こういうお店は、夫はおそらく来ないから。
『海』にそこにつきあわせちゃったことは、申し訳ないけれど。



本当に怖い。
情けないほどみっともないほど怖い。


『海』に逢えると安心しちゃうから。
だから、油断しないように。


怖いこと、知ってないとダメだと思った。



怖いけど、『海』に逢えると安心しちゃうから。



お別れ間際、傘に隠れてキスをした。
このとき、雨が降っていたから。
『海』が傘を持っていたから。



逃亡者

証拠写真を見たとき、


本当は、玉砕したと思った。


私ばっかり、真面目に捉えてて、バカみたいって思った。
私、頭固いし頑固だし肩肘張ってるし、
なんて自分がよく知ってる。



どうでもよくなって宙に浮いた。
真空になった気持ち。


どうやって地に足付けたのか。
ふわり戻った。


本当は、もう全部どうでも良くなりかけたんだけど。


彼から鬼LINE。(※当社比)
チョコレートみたいに並んだ言葉に、
突然のデートの熱烈なオファー。


彼の無意識に心乱されるよりも、
彼の有意識に、ついて行ってみようと思った。


そうやって昨日の記事で、収束したつもり。



考え過ぎてるのは自覚してる反省すべきでもある。



今日、デートでした。


この日の夢が。
福士蒼汰くんとデートしている夢でした♡
内容なんて書いたら顰蹙くらう、くらいの夢(笑)


なので目覚めから幸せで。
うっとりじんわり余韻に浸って・・・


昨日の記事に、とても心強いコメントを頂けて。


はたまた偶然親友も、今日デートだと判明して、Wデートだあ♡って浮かれて。



あちこちからプラスのパワー、注がれる。


向かう電車の中でインスタ見たら、
私、佐藤栞里ちゃんが心底大好きで、
一番最初にその彼女のとっても素敵な笑顔が飛び込んできた。
栞里ちゃんほんと大好き。
泣けるほど癒される。



素敵な始まりな1日だったの。




私、送られた証拠写真に反応しなかった。


まさか今日もう(笑)
あの写真の説明聞かされるなんて思ってなく(笑)


不可解。


だったけど。


ごく自然に、尋ねたくなったけど。



私の口から言葉を発することは出来なかった。
あのときのことや、奥さんのこと。
ことのほか苦い。
鉛以上に重い。
私には言えない。


逃亡者。
不戦敗。


それでいーんだ。
それが私。


昨日出した結論で終われたらマシだったのに。


このことはこれで終わる。
肩の力を抜いて、手放そう。


この件はこれで封印する。
彼も忘れてるし。



そうすることで、
楽しかったデートの記事、書ける♪




(私は元気です✨)


証拠写真

今週に書きたかった幾つかの記事を書けないまま、


やだなあもう。
もー。



この記事を書くことでスパーリング代わりに。
溜息が音を立てませんように。




きっかけは私なんだけども。


休日はLINEが滞るのは想定内。
けど。
この頃。
積極的に私からLINEを送ってた。


私からLINE送っちゃった。


“映える”  写メ。
なかなかの出来。


彼から反応も届いて。
るーん♪


そうやって穏やかに過ごしてる、はずだったのだけど。


やがて彼からLINE。
彼も何か画像を送ってきた。



私は彼から画像が送られてくるの、好きじゃない。
正確には、その画像の安全を確認出来るまでが、嫌い。
不安で心配になる。
本当に “余計なモノ” が映っていないか。
知りたくない、“私の知らない世界” が映ってないか、どうか。
祈るように、タップ。


そこには。


あのとき。
バレたとき。
あなたのせいで棄てるハメになりました、と
私の影が言われた、
ソレが映っていた。



思うことは多く。
だけど語るに至れない。
だけど。


棄てずに済んでたのなら良かったなあと思いました。


少しだけ、チクリと嫌味を一言、
彼に物申したくなったけど、やめた。
言ったところで返って来るであろう言葉が想像出来るから。
きっと聞きたくない言葉。


それにきっと。
私のせいで棄てたことに、
なってないといけない。
そうしておいて、あげることにする。


そういうことにして、気持ちを落ち着けた。



ただ。
とーっても呆れた。


きみも当事者だよねえ?


こんなにどうでもいいことじゃないはず。
だからわかる。



考えてないときはほんとに何も考えてないんだなー
このひと。
男のひと。


ほんとに何も考えてないとき、あるんだなー



秋の入り口

実は先週、お部屋デート出来ました。



私、『海』の横腹を触るのが好きなんです(笑)
手でも、ほっぺでも、
すりすりするのが好き♪


この日もすりすりしてて、気付いた。
・・・小さくなってる。


「うん、ちょっと痩せたw」って笑って言う。


この日のデートはいつもより短い、
2時間と少しの端数の時間。



短くてごめんねって
でも今日を逃すとしばらく行けないからって


ぎゅーって抱き締めてくれながら、言った。


未来から遡って、逢いに来てくれたんだって思った。
ぎゅー
夏とは違う、秋の色。
またしばらく逢えなくなるって、意味だよって色付く。


でも小さくなったお腹をすりすりしてたら、
とてもとても愛おしくて。


彼が仕事の話をしてくれたのを、聞きながら。


そんなに忙しいのに、私に逢いに来てくれたことは紛れもない事実。




この日、少しだけ体調の悪かった私。
動いてれば気が紛れる程度なのだったけど、
この日の前日にも朝になっても連絡が来なくて。
ふと、またドタキャン?って不安がよぎるたび、
気持ちにつられて身体も重くなる。


そんなのやだ!


私からの連絡に、すぐ返信が届く。
大丈夫らしい。
とても忙しそうだけど。


私は彼の朝の事情も、聞いたことあるから知ってる。


難しい。
その事情なら、私、充分考慮出来るのに・・・


知ってたなら理解できるのにな。


体調の悪さと、不安さから悲しくなりかけてしまったけど、
逢えるんだから、まとわりつくだるさを振り切って、行かねば!!


私、だいぶ頑丈で!
めっっっったに体調悪くならないし、
多少なら誤魔化せちゃう。


切り替えて、いざ向かう。



待ち合わせの場所。
彼と合流して。
コンビニに向かって。
おしゃべりしながらお買い物。
彼が言う。


「体調悪い・・・?」


びっくりしちゃった。


本当に大丈夫だったのだけど。
念のため、
こんな場所で具合悪くなってはいけないって、強めの警戒はしてたけど。


気付くんだって、びっくりした。



彼が痩せたこと。
私の不調。


お互い、言わないのに気付いた。



もしかして私たち、
思っている以上に深いんじゃないかと思ってしまった、秋の入り口。