海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

海鳴り【本編開幕】

@LINE、手痛いスルーを喰らったあと。
@我が家、事件が発生したあと。


全然余裕のないワタシ。


苦しかったな。


だからもう、
これ以上、
悲しくなりたくない。
なれない。



このころ、彼からもLINEは減っていたけど、
私もそれをそのままにした。


せっかく彼からLINEが来たとしても、
そっけなく返す、敢えて返事が要らないような返答、
流れを途切れさせる、わざと。


返事来るかわからないし・・・
どうせ来ないし、
期待するのいやだから。


そして。
来た。



u「いつも哀しそうだから、声を掛けた方がいいのかわからない」


u「こんなこと言うもんじゃないね、ごめん」



少し、私が哀しいの気付いてたんだ・・・とも思ったのだけど、
それよりも。
愕然としたのは、
『海』が私に対して、
態度に迷うこと、
それが初めてだったこと。




n「嫌になった?」
u「それはないけど」
u「あまり構ってあげられてないし、会ったら泣かせちゃってるから嫌な思いさせてるんだろうなって」
n「飽きられたのかもって、思った」
u「そんなことない」
n「連絡少なくなったから不安だった」



そのときが、来たのかと思った。
だから少し、ううんだいぶ、安堵して。
嫌になってないって。
飽きてもいないって。
良かった・・・って。
思ったのに。


またまるまる1日連絡が空く。



n「やっぱり連絡取りづらいんでしょ」
u「ごめん、携帯見る時間なくて、今やっと」



さらにまた1日、経過する・・・


私は誰と、話してるんだろう



n「こんなの寂しいよ」
u「通知されてなかった、ごめん」
n「寂しい」


u「飲みに行けたりする?」
n「ごめん」


このころ、世間は春休み。
私はもう、日中は出掛けられない。


夜は・・・
夫との軋轢が気になり。


u「謝ることじゃないよ」
n「逢いたいよう」


こぼれそうになる。


n「たまにはゆっくり話したかった」


どうして


n「もういい」


受け止めてくれない



u「俺も逢いたいけど時間取れなくてごめんね」
n「LINEする時間だってないんでしょ?」


もういい


u「なぎが話振ってくれれば」
u「変な言い方しちゃった。ごめん」


もういい


n「それって海からは話すこと何もないってことだよね」
u「そうじゃなくって、最近余裕なくて気の利いたこと言えないから」




u「現に今も怒らせてるしね」
n「怒ってるようにみえる?」
u「それか拗ねてる」




u「もう!」
u「好きだよ」




もういい・・・
なんて思いながら


結局、このとき、たくさん話した
そうやって話せたことが、
私たちの『波』であったと思った


寄せては返し
大波小波



ち『波』に、
彼がこのころよく言ってたのは、


「好きだから連絡するんだよ?」



こうやって、
大波と小波とちなみ、
押し寄せるんだろう