海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

記憶の番人

最初は気持ちの整理を目的で、ブログを始めた。


今は主に記憶の記録を目的にしている。
気持ちもめいいっぱい、愛情たっぷり込めながら。
今の私のメインの趣味と言っても過言じゃないくらい。


LINEでしたやり取りも、過去に全ログ消えてしまった苦い思い出から、気になるものはブログに残すようにしている。実際に送った言葉以上に思ったことや、送った言葉と裏腹に思ったことや、行間の想い、そのやり取り。


チャットで話したこと。
実際のデートのこと。


全部全部残したい。忘れたくない。全部大切な記憶。
大好きな記憶。
なんて、
ブログにしなくても忘れないとも思うんだけど。


ふわふわな、感情やイメージの状態で漂う記憶を言葉で具現化する。
カタチのないものが『言葉』という枠を作る。
私の場合、その状態にした方が記憶の整理がしやすいみたい。
より強く深く刻むため。


きちんと並べた記憶。
だから、話していい記憶、絶対誰にも話しちゃダメな記憶が明確なのだと思った。
まとめておいてあるから、わかりやすいだろうと。


ブログに書くように、インデックスをつけて、流れを付けて記憶を並べてまとめる。
ひとくくり。
整列した記憶。


誰にも話してはいけないラインをその列に引いたつもりで。
安心してた。。。



いつだったか行ったお部屋のお風呂に、サウナがついてたの。
わああサウナだー!!ってはしゃいだ。
サウナに2人で入る、メリットがわからなく(暑くて死にそうで)入らなかったけど。
サウナの印象、強く残ってた。


後日、自宅でリビングでTVを見てたらサウナの話がでて。
とてもナチュラルにサウナがあったお部屋のことを思い出しちゃって。
「そういえば・・・」まで実際口に出しちゃった。
何食わぬ顔で「そういえば」のあとにどーでもいい話を付け替えられたけど、
めっちゃ焦りました・・・


話してはいけない話、でひとくくりにまとめたつもりだったんだけど、
ふとピンポイントに反応して、勝手に記憶、引き出しそうになっちゃった。危ない危ない・・・


今は一応記憶をこうして(ときどきあやしげながら)管理出来ているけど。


もし。もしも。
なんらかの原因によって記憶の統制が奪われたら。


私としてはまだまだ他人事だと思っているけど、老いたとき。
記憶がとても曖昧になったとき。
そうでなくてもそういった病気とか。


そのときに『海』の記憶をきちんと隠し通すことが出来るのかなあって思った。
映画の予告なんかの影響がきっかけで、思った。


例えば、今私が、『自宅』と認識して夢に出てくる場所は主に、今現在住んでいる私の住居ではない。
幼い時を過ごしたから?途中で一度改装しているけど、その改装前の実家。
それと、
訳あって一時期、預けられた他人の家。
この2箇所が、夢の中で私の『住処』として出てくることが多い。


記憶と夢の関係、だなんて難しいことはわからないけど、
夢に出てきてしまうくらい、夢の中の住処は深層意識に関わってしまっているのだろうと思えた。



『海』の記憶。『海』の想い。
私の表層意識では、ちゃんと結婚しているのは別の人と認識しているけど、
深層意識ではどうだろうか。
いや、さすがに結婚相手を間違えて認識しないだろうけど、
本当に好きな人は?と深層意識に訊かれたら?


困ったことに自信ない、ことが少し嬉しかったりして。


ここまで好きになれたことが嬉しい。


でも深層意識に留めておかなければ。
何があろうとも。



ダンブルドア校長の使う、『憂いの篩』みたいに記憶を具現化して管理できたらな。
記憶の番人は私本人。
誰にも見せない。
そう封じて。
番人が消えたら一緒に消えるような、魔法がかけられたら、いいのに。