海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

ひとつめの危機のこと

これはブログを書き始める少し前。
ただただ自分の心の中で、起きた事実をひたすらかみ砕いていたころの話。
ラインも消えちゃってるし、このまま忘れても良かったんだけど。


忘れたかったけど。

あえて引っ張り出す闇の記憶。
このことだけ忘れても、やっぱり全部繋がってるなあって思って。
過去から今に繋がっているから、今の私と未来の私に必要かもしれない。
これは最初に訪れた危機の話。




私は、彼の家庭のことは出来る限りなるべく知りたくありません。
そこから何かを連想させるような単語も聞きたくない。


例えば “家族旅行” とか。
想像したくない。
その単語は『音』であり『ロゴ』であり、そこから引き出す情報は、一定期間彼がどこかへ行っているという事実だけ。


・・・ともいかず(^-^;


多分彼の家庭は上手くいってると思う。


このときの私、心底可哀想だったと思う。
そんな旅行へ行くことを、よりによってなにかの言い合いしてるときに告げられた。
「しばらく逢えなくなるのに、そういうこと言うなって」
「・・・逢えないって??」
「少し旅行行ってくるから・・・」


それは決して “少し” じゃなかった。


この時何を考えたかちゃんと覚えていないけど。
きっとほぼほぼ何にも考えられてなかったかと思います。


もしも友達だったらね、楽しさわくわく共有出来たのに。
そんなに長いのどこいくのー!いいなあって。。。


でも私は打ちのめされていた。
婚外恋愛ってこういうことかって思い知らされた。
彼が幸せに家庭で暮らしている事実を突き付けられて、戦意喪失しました。
婚外恋愛をするってことがどういうことかほんとは何にもわかってなかったのかもしれない。
相手が幸せだってこと。


出発の日と帰国の日は聞いたけど、それは義理で聞いただけ。


向こうでWi-Fi繋げて少しは連絡くれたけど、心に響かない。
もういいやって思っていた。


彼が帰国したことはSNSで先に知る。
・・・もういい。


楽しかったことや嬉しかったことがふとしたときに思い出されて涙込み上げてきたけど、私から連絡する気はもうなかった。


彼からは連絡が来てたけど。
それは彼と友達だった期間まで捨てたくなくって、その名残で繋がっていただけ。


だったけど。


私にも家庭以外で縋れる存在が必要で・・・
自分のために。また彼と繋がった。