海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

ライトビフォアクリスマス

(唐突にオモイデガタリの巻)


*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。



去年の冬のこと。
クリスマスの数日前。


久しぶりの夜デート。
だいたい9か月ぶりの、夜デート。


楽しみでならない。
嬉しくて嬉しくて。
高まるキタイチ。


当日の準備は、
驚くほどスムーズかつ速やかに。
てきぱき。
思いのほか早く手筈が整ってしまう。


かつてだいたいいつも、
夜デートのときしてた待ち合わせの時間には、
出れると予告していたけれど。


パないキタイチに。
温度で示せば重症。
解放される解放感。


思わず。
予告よりも相当早い時間に、
先走って連絡しちゃった。


「もういつでも出れるよ、準備万端♪」


でも彼からの返事は、『いつもの時間』


そうだよね。
そうそうなにもかも、簡単に上手くいくはずない。


舞い上がってるの、気付いた。
落ち着こう。
言い聞かせた。


楽しむんだって。
楽しむのみって。


家を出る、足取りが軽いくらいは、
嬉しくてもいいよね。
許されるよね。


それ以上は期待しないから。


楽しいだけでいい。



唐突に話が逸れますが、
私にも好きなファッションの系統があります。
基本の、
年代世代重ねても、ぶれない好きな『感じ』。
それに加えてスパイス的に、
そのときどきで、流行りをかじったりマイブームがあったりします。


そんな今現在、好きなテイストと色。
それに熱烈はまってて。
今私、それが好きで好きでたまらないんですよね~(⑅ n´∀`n)
自然、『好き』がこの身を装う。


私の『好き』が伝わった?



ほぼ待ち合わせ時刻通りに、現れた『海』。


俯いて待つ私の視界に入った足元に目を上げて、捉えた姿。


「可愛い~~~~~~!!」は私の第一声。
たいていいつも、「おつかれさま~v」なのだけど、
現れた姿がとってもとっても可愛くて!!♡


コートを新調してた『海』。
それが私の好みドストライクで・・・


やだ!

可愛い!

えらいイキオイで繰り返しちゃった。


だって可愛くって!!


私が今好きなテイストのコート。


ほんと、可愛いの。


私に寄せてきたんじゃないの?って自惚れそうになる。


だって、
この日私が着けてたストールと、
まるでお揃いのコート。
だからだから、
ペアコーデみたい、
リンクコーデが完成しちゃった・・・✨


そんな姿、
並んで歩くのが嬉しかった。
出来ることなら、
遠くから眺めてみたかったな、
私たちの姿。



「さ、どこ行く?」


そうだった、
どこ行こう・・・



もしかしたら


『海』が何か考えてるかもしれないって思って。
私は迷ってる振りを続けてたの。


どうしようかな。
私が行きたいとこ行ける。



この日まで、私、
ずっとずっとずっとクリスマスプレゼントを買うか悩んでた。
この当日も、空き時間に、お店に足を運んでた。
どうしよう


サプライズ。
贈る気持ち。
喜ぶ姿、私も見たい。


結局何も買えなかった。
(この気持ちは別記事に書こうかな、長くなる・・・笑)
結局手ぶらで来た。
今日は、普通のデートでいい。


そう思って来た。
のに。


クリスマス感が高まってしまいそうになる。


出来る限り高層の、
出来る限り綺麗な夜景・・・
一緒に見れたら


高まりそうになる。
でも、
私手ぶらできたんでしょ!


誤魔化すように手ごろなお店を指差す。
とはいえ、ここは何度か行ったことのあるお店。
夜デートが久しぶりなのだから、
ここも久しぶり。
ここも恋しかった。
ここの白レバーが私は大好き♡


懐かしいお店を選んだ。
美味しくて間違いないしね、
懐かしいし、
久しぶりだし、
でも、
どこにいっても、楽しかっただろうな、
この日のわたしたち♡


ランチデートでも
日中デートでも、
私はお構いなくお酒頂くけど、


『海』と一緒にぐびぐび呑むのが、楽しくて幸せ。


楽しかった・・・


だいぶ酔ってて、
次の目的地へ向かう道すがら、
ねだられた頬へのキスを、
したのか私、覚えてない。


飲む前に(逢ってすぐ)ねだられた分は、
人波の中で、
こんなところでするわけないでしょ!!
って思ったのは覚えてるけど。


・・・したのかな~?
わかんないけど
わかんないくらい
大好きだった



お部屋に着いて。


コート脱いだり、
ストール外したり、
ハンガーにかけて、
彼のコートと並べて、
また、にんまり。



もういちど、乾杯して。


他愛ないおしゃべりをしてたと思ったんだけど。


おしゃべりをしてたのに。


突然私の目の前に差し出されたギフト。



うわあああぁぁぁぁぁぁん( ゚இдஇ゚)゚。



あの日は、泣かないように頑張ったから、今泣く~(笑)
すっごい泣きそうで苦しくて、
泣かないように頑張って、
逆ギレのように、
なんで!?
ずるい!!
反則っ!!
のような言葉を連呼、
涙がこぼれないように。


彼からのプレゼントは、今の『私色』。
今大好きな大好きな色。
これが世界で一番似合うのは、
きっと私。


嬉しかったな。


連日終電で帰る生活続けてたくせに、
いつのまに買ってたんだろう・・・


手ぶらできた、自分を責めた(>_<)


そのイキオイで聞く!!
「何が欲しいか考えて!!」
「なぎ♡」


この日はこれ以上話にならなかった・・・




後日。
「欲しいの何か、考えてくれた~?」
この問いにも。
「なぎ♡」


なの・・・




幸せです♡