夏みたいな彼女へ
春までのペナルティ
を課した、
ひどくひどく誠実な人

真面目で実直な人、嫌いじゃない

もっと適当に生きた方がどれだけ楽かも知れないのに

しなかったの
そうしなかったの

彼女の為
2人の為に
選んだ選択なんだと信じられました

信じたから

彼女に100％寄り添わなかった
本当は本当は本当は
寄り添いたかった
一緒に泣きたかった

だってこんなの辛い
私だったら泣いている

泣くのは簡単で
強くあることのほうが難しい

だから
一緒に泣いちゃダメ

春への誓いを信じて

泣き言なんか言えない
本人が言ってないのに私が言ったらいけない

だからこっそり願ってた

健気に約束を大切に護って頑張っている彼女に
少しでもいいから奇蹟を
奇蹟を

願えば叶った

春の色の淡さの強さが目に浮かぶ
息吹の春

願うと叶う
願うと叶う