海はひろいな『第二章』

婚外恋愛ブログです。好きだから好きなのに。

許されないことなのは重々承知です。
不愉快だと思う方はどうぞスルーでお願いします。

心の中、闇の中

いえ、ただの夢の中の話なのですが( ̄▽ ̄;)



いつも読ませて頂いてるムラゴンブロガーさんが、
見てしまった夢の話を書かれていらして・・・


その夢の内容で、彼さんにめっちゃ嫉妬してめっちゃ八つ当たりしてるのですけど、
その姿がとってもとっても可愛くてたまらない!!


その可愛さにあやかりたくて、私も便乗しちゃった。
あんなに可愛く、妬いてみたい。



*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。



『彼のおうちの車』でドライブしたのは、
記憶に新しい。


まだその記憶も生々しい頃、見た夢だと思う。
あのときとても後部座席は視界に入れられなかった。
闇の中。


夢に見た。


私はその後部座席に座っていた。
運転席には彼。
助手席には奥さん。


瞬く間みたいに見えた夢、一瞬の。


助手席の女性が
「ありがとう♡」
そう言って、彼にキスした


それだけの夢を見た。
ただ一瞬。



それだけだというのに。
それだけなのに。


もやもやしちゃった、
打ちひしがれてしまうほど、
打ちのめされてしまった、自分がいやだった。


闇の中は闇のままでいい。
知らなくていい。
知りたくない。


なんでこんな夢見せたの・・・



このレベルにまで、
こんな闇の中にまで、
嫉妬してたら身が保てない。


なんて嫌な夢。
見る必要のない夢。


私の知らない世界。
どうして。


見せたのは誰!
(自分かなあ・・・´;ω;`)




やっぱり、
上手くもやもや発散出来ないな・・・💧


可愛くなんかなれない。
ダメだなあ。。。


天性とか宿命レベル。




だってね。
助手席の女性、土屋太鳳ちゃんだった・・・!


反則でしょーヾ(≧△≦)ノ💦




※だいぶ、この頃見た映画の予告CMに影響されてる感もある💧



きゅん

秋の夜長に、
もしお時間あったら、いかが?
面白いの見つけたので(*´▽`*)





日替わりで変わるので、毎日楽しめます(笑)
私の今日はこれでした。
凪は、壁に押し付けられ両手を前で縛られた状態で「それ以上可愛い顔するなよ、優しくできなくなるだろ」と言われるとキュンとなります。


(〃▽〃)きゅんったー


これを初めて見付けた日の結果が、すごいどんぴしゃだったの(笑)
保存し忘れて消えちゃったけど・・・💧



週末に寂しい思いしてたら、ぜひ~(〃▽〃)


『イベント当日』終

そして1日が終わる。


カチャ・・・
ドアを開けてうちに戻る。


夫は寝ているようだった。
私の帰宅に、起きてくる気配もない。


ふー…
安堵の溜息がでる。
“無事に” 今日が終わったことに。
無事に過ごせたことに。


いろんなことがあった。
長い1日だったなって思った。


寝る支度を整えながら、
思い返す。


まだ彼は運転中だろう。


思いがけなかったドライブ。
送ってもらっちゃったから。


ずっと一緒だったね。
だから、
帰りに寂しさが込み上げる、暇もなかったこと。


私のうちに着くまでに掛った時間と同じ時間を掛けて、
車を走らせてる、今頃ひとりで。


頬へのキスを何度もねだられて、
危ないから、とか言って、拒んだ。


降りる直前に、強引に、引き寄せられて、キスされた。


ひとり車を走らせている彼の姿を思った。



スマホなんて見られないのわかっていながら。
送ってくれてありがとうってLINEした。
それと、今日楽しかったこと、伝えた。


辿った経路を、遡る。


今、このあたりかな。
まだ、このあたりかな。


そろそろ着くかな、
そう思った頃、LINEが届いた。


「遅くなっちゃってごめんね」
謝られてしまった。


送ってくれたのに。


「ううん」って応えて、
それよりも彼も
「おうち着いたの?」って心配で尋ねた問いには、



返信は来なかった。




*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。


思えば、私たちにとって
2度目の『お出掛けデート』でした。


そして、一緒にいられた時間が新記録更新!
8時間も、一緒にいられた。



そんな記念すべきデートでした。


*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。




『イベント当日』vol.4

帰り道。
帰る時間。


送るよ、なんて言ってるけど。
どこまで来られるんだろう。
私の帰り道と彼の帰り道が、別れる駅が私にはわからず。
なので私はちゃんと帰れるのかも、まだわからず。


平気?と聞いても平気としか言わないから、
そっかとしか思えず。


彼も考え中?
改札前にて、立ち尽くす。


駅に着いて電光掲示板を見て、
走れる?って聞かれて
無理💦って答えたことに少し気を病む。。。


何を考えているのかな。
いつからそう、考えていたんだろう。
「車で送るよ」って。



いつだったかブログに書いたこともあるんですけど。
私、『彼のおうちの車』に乗りたくない。
どうして嫌かを書くのも嫌なくらい。
(嘘です、理由が女々しいだけ💧要は嫉妬・・・)
私たちの普段の行動は電車だけで充分間に合っているので、
この問題に直面することは1度しかなかった。
その1度のときは、お酒飲めなくなるのやだから電車でいこ♪ってことで、片付いたんですけど。
だから、彼は私が『彼のおうちの車』に乗りたくないことを、知らないの。


しまったなあ、って思った。
この日の打ち合わせを全然しなかったから、こんなめにあうんだ。


でも、そもそも。
単純に申し訳ない気持ちもある。
私さえちゃんと帰れれば、彼に無駄に車で往復させる必要はないし。
このとき、彼の申し出を断ることに後ろめたさを覚えちゃってたけど、よく考えたらwin-win、だったじゃんね。


とりあえず車を取りに行くからと乗った電車の中で、
路線図を見ながらアピールした、
ルートを確認して、指で指して、
だからほら、私帰れるよって。


「俺のせいで遅くなっちゃったからいいの」


ああ、絶対譲らないやつだこれ・・・
これは諦めるしかない。


抵抗虚しく、
彼のおうちへ近付いていく。
でも、実際降りたのは、彼の最寄り駅ではなかった。
そこは。


ここに車停めてあるからと、降りたその駅は。



詳しくは危機管理上話せない、理由のある場所なのだけど。


一度訪れたいと思っていた、
(ブログで書いたか、それかお友達とのコメントで書いた気がする)
でももうここに訪れることはないと思っていた、
しかも彼と二人で来れる日が来るなんて絶対あり得ないと思っていた、
そんな場所。


そんな私の気持ちを “知ってて” 連れてきたわけではないのは知ってる。


一番近くて一番遠かった場所。


このときの、時間の経過の単位は、なんだったろう。


一秒一秒、
一歩一歩、
ワンフレーム。


私は、今の光景を過去の私に伝えたくて、
シャッターを切るかのように瞬きをした。



そして次の試練が訪れた。
『彼のおうちの車』


躊躇する心が、数歩手前で歩みを止めさせる。
ドアを開けたりなんてエスコートもしてくれない。


何処に乗ればいいの・・・っ!
複雑に戸惑う気持ちを隠せず、声に出す。


助手席!


って、どんな表情で答えたんだろうな。
見えなかったのは夜の闇のせいじゃない。
きちんと視れなかった。


彼の『家族の車』に、潜り込んだ。
息を潜めながら。



最近、夜中にあんまり車に乗らないし、
助手席にも乗らないからわからなかったけど、
夜の闇は予想外に多くを消すんだなって、思った。


乗り込むときに横目にしてしまう、後部座席も。
ほとんど見えなかった。
そこに確実に存在するはずの気配を、
闇は呑み込んでいた。


見えないくせに。
存在感だけは、ある。


闇が隠してくれてるはずの、空間が。
私を圧迫する。


身体が強張る。
気持ちが縮こまる。


背後に、何かいるから。


運転する彼の姿。
初めて見る姿。
見たことない姿。


ちらりと、僅かな角度でしか見られない。
あまりに振り向くと、後ろが見えちゃうから。


こんなに委縮してしまってる。



同時に、時刻にも注視する。


終電を気にせずに、確実に帰れることにとても感謝はしていたけれど。


例え帰れたとしても、終電の時刻とタイムラグが大きければ不自然になってしまう。
流れていく時刻が、言い訳のバリエーションを、作らざるを得ないと追い込む。



こんなの、
私には向いてないのかなって思った。
もう無理なのかなって思った。



夫に、
他に男がいるのか、って
好きな人がいるのか、って


訊かれてからの、初めての夜のお出掛け。



嬉しいことだらけでした。
ありがとう。
忘れないよ。


絶対忘れない。



思えば、夜中のドライブデートなんて、
いつぶりだよーってくらい、久しぶりで。


このカーブで見える夜景、
ほらって、見せてくれたこと。
私に見せてくれたこと。


彼と見れたこと。


忘れない。



*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。



『イベント当日』編、長くなってごめんなさい。
次で最後です。



『イベント当日』vol.3

粒子レベルになった『心』が会場と一体化した、なんて
感動して感激した、
イベントが終わって。


熱冷めやらぬ、会場を後にする私たち。


ぱああああって火照った頬。


会場から外に出る。
ゆるゆると現実に戻る。
外気が頬を醒まして、地に足が着く感覚。


ふー・・・って
溜息をついた。
嬉しい溜息。


やっぱり一緒に行けて、良かったの。


この時間を共有できて、良かった。


彼はときおり的外れな発言してたけれど。
そんなことより彼は、私といれることが嬉しそうな気がしたけれども。



会場を後にする。
人混みにもまれながら。
離れないように、私の腰をがっちりホールドする。
どさくさに紛れながらまた、キスしようとしてる。
逃れられない、おでこやこめかみへのキスも
ただ照れる。


会場を後にしたら。
現実に戻る。
ふわふわしてた気持ちも、歩みを取り戻す。


このあとどうするんだろ???


腰を強く抱かれたまま、
彼に任せて歩くけど。


呑みた~い♪
って言おうかな、
そんなに時間ないかもだけど、
ちょっとでもいいから呑みたいって
言ってもいいかな、
通りに並ぶお店をさらっと見定める、


その並びにホテルもあるのが、見えた。


どきん


予感は的中。
そこに足を向けた。


時間平気なの???
大丈夫だよ


って、成り行きで。



この日、そこまでシビアなスケジュールじゃないから、
きちんと “終電の時刻” は調べてなかったの。
何より、彼がいるし。


その彼が「大丈夫」って言っているんだから、
委ねてもいいのだけれど・・・



ここ数日の彼とのやりとりが不安を増長させる。


このところ私の要望に一切応えてくれなかったじゃない。
このころ、
たくさんたくさんたくさん、諦めた。


せめて、終電の時刻ぐらい、調べておくべきだったと
とても後悔した。
私の最寄り駅の終着時間から、大雑把に逆算する。


たぶん、お部屋に行ける時間はあると思った。


でもそれはあからさまに『スル』ための時間。
それだけの時間。


とはいえ、普段もお部屋へは『スル』ために行くのだけれど。


あまりにもストレート過ぎる。
露骨過ぎる。


アタマでは思ってるけど。


成り行きに身を任せるままだった。


ジャケットを脱がされて、
直、ベッドへ。



最近、夫の相手をすることが多いから、
乗り気のないH、平気なんだよね、


なんてことを思った。
『海』に、思った。


それより、帰り、間に合うかなって
そればかり気になった。


信用してないわけじゃないけど、
また、突き放されるんじゃないかな、とか。
不安に思ってた。


珍しく。
普段そんなこと言わないのに。


「好きだよ」
って何度も何度も、
「好きだ」
って、抱き締める。


こんなこと、されたことない。
それなのに。



心は一切、無関心だった。
身体は反応してるのに。


なんにも心に響かない。


私の心の在り様に、
私自身が、驚いていた。


それも、他人事みたいに。


私の気持ちも、
彼への気持ちも、


私のものじゃなくなってしまった、みたいな夜でした。